
あらすじ
今まで、ヨーロッパ編とアフリカ編をやりましたが、今回は中東とロシアを合わせて書いていきたいと思います。
なかなか日本にいると中東のお金を目にする機会がないと思いますので、今回の記事で詳しく書いていきます!
インド・ルピー(インド)
実はインドの他に、アフリカ大陸の南に位置するジンバブエ共和國でも使用されている通貨です。
1インドルピーは100パイサで、補助通貨がパイサになります。
- 種類
- 紙幣: 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 2000 インドルピー
- 硬貨: 5, 10, 25, 50 パイサ、1, 2, 5, 10インドルピー
- デザイン
- 1ルピー以外の紙幣はすべてインドの父「マハトマ・ガンジー」の肖像画が描かれており、色もそれぞれ違った色が使用されています。
- 日本円にすると
- 1インドルピー=0.60~0.66円
サウジアラビア・リヤル(サウジアラビア)
http://www.lovelyplanet.jp/MoneySaudiArabia.html
補助通貨はハララと呼ばれ、1ハララは今は使用されてないようで、現状では5種類のハララがあります。
また、100ハララは1サウジアラビアリヤルとなっています。
- 種類
- 紙幣: 1, 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500 サウジアラビアリヤル
- 硬貨: 5, 10, 25, 50, 100ハララ
- デザイン
- サウジアラビアリアルの中の5種類には第6代サウジアラビア国王アブドゥッラー・ビン・アブデゥルアズィーズ・アール=サウード氏が描かれています。
- 日本円にすると
- 1サウジアラビアリヤル=0.033~0.034円
トルコ・リラ(トルコ)
主にトルコでのみ使える通貨で、補助通貨はクルシュと呼ばれています。
100クルシュは1トルコリラとなっています。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 25, 50クルシュ、1リラ
- 紙幣:5, 10, 20, 50, 100, 200 リラ
- デザイン
- 表面のデザインはすべてトルコの初代大統領であったムスタファ・ケマル・アタテュルク氏の肖像画が描かれており、裏面にはそれぞれのトルコに馴染みのある人が描かれています。
- 日本円にすると
- 1リラ=16.02~24.47円
アフガニ(アフガニスタン)
補助通貨はプルと呼ばれていますが現在は流通していないので、基本的にはアフガニスタンでは通貨はアフガニだけです。
- 種類
- 紙幣: 1, 2, 5, 10, 20, 50, 100, 500, 1000 アフガニ
- 硬貨:1, 2, 5 アフガニ
- デザイン
- デザインは人物の肖像画ではなく、すべてアフガニスタンの建造物が描かれています。
- 日本円にすると
- 1アフガニ=0.64~0.73円
ルーブル(ロシア)
旧ソビエト連邦から使用されていた通貨で、今現在もロシアで使用されている通貨です。
補助通貨としてカペイカを使用しており、100カペイカは1ルーブルです。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 50カペイカ 1, 2, 5, 10, ルーブル
- 紙幣:10, 50, 100, 200, 500, 1000, 2000, 5000 ルーブル
- デザイン
- 紙幣にはロシアの都市がそれぞれに描かれています。ロシアの首都モスクワは100ルーブルに描かれています。
- 日本円にすると
- 1ルーブル=1.57~1.81円
まとめ
いかがだったでしょうか。
個人的にはインドのルピーがデザイン的にカッコいいと思いました。
また、サウジアラビア伝統の衣装トーブとシュマグと呼ばれる頭飾りを身にまとった国王が描かれている紙幣も、サウジアラビアにしか出せない特徴が出ており、世界の中でも非常に興味深い通貨の一つではないでしょうか。