
目次
あらすじ
みなさんLPIC(エルピック)という資格があるのをご存知でしょうか。
Linux(リナックス)に関してはこちらfa-arrow-circle-down
そのLPIC(エルピック)の試験の中でもレベルがあり、基本的な知識を問われる試験がLPIC-1です。
今回はそんなLPIC-1の中でもさらに細かくある101試験と102試験の2つの内、101試験に焦点を当てたいと思います。
具体的には、
- LPIC(エルピック)-1 101試験とは
- LPIC(エルピック)-1 101試験を合格するまでに使用した参考書
- LPIC(エルピック)-1 101試験を合格するまでに使用した参考サイト
- LPIC(エルピック)-1 101試験の勉強方法
といった項目で紹介していきたいと思います。
LPIC(エルピック)-1 101試験とは
LPIC(エルピック)とはLinux Professional Institute Certificationの略で、Linux(リナックス)に関する知識を問われる試験です。
LPIC(エルピック)の種類には
- LPIC-1
- LPIC-2
- LPIC-3
の3つがあります。
今回の記事は筆者が取得することのできたLPIC-1に焦点を当てて書いていきますが、さらにLPIC-1にも
- 101試験
- 102試験
の2つの種類があります。
チェック!LPIC-1に合格するにはこの2つの試験どちらにも合格する必要があります。
今回はその2つの内の片方の101試験をメインに書いていきます。
合格点
500点 fa-arrow-circle-right雑談筆者は580点で合格しました。
受験料
15,000円 (税抜) / 16,200円 (税込)
受験日
テストセンターによりますが、基本的には毎日どこかしらで受験できるようになっています。
受験方法
①LPIのホームページからID登録 (無料)
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②ピアソンVUEホームページでアカウント登録 (無料)
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③ピアソンVUEホームページかテストセンターにて試験の予約
有効期限
5年間
LPIC(エルピック)-1 101試験の試験内容
101試験の試験内容は
- システムアーキテクチャ
- Linuxのインストールとパッケージ管理
- GNUとUNIXコマンド
- デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準
の4項目から出題されます。
詳細は下記になっています。
システムアーキテクチャ
- ハードウェア設定の決定と設定
- システムを起動する
- ランレベル/ブートターゲットを変更し、システムをシャットダウンまたは再起動する
Linuxのインストールとパッケージ管理
- デザインのハードディスクレイアウト
- ブートマネージャをインストールする
- 共有ライブラリを管理する
- Debianパッケージ管理を利用する
- RPMとYUMパッケージ管理を使用する
- 仮想化ゲストとしてのLinux
GNUとUNIXコマンド
- コマンドラインでの作業
- フィルターを使用してテキストストリームを処理する
- 基本的なファイル管理を実行する
- ストリーム、パイプ、リダイレクトを使用する
- プロセスの作成、監視、終了
- プロセス事項の優先順位を変更する
- 正規表現を使ってテキストファイルを検索する
- 基本的なファイル編集
デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準
- パーティションとファイルシステムを作成する
- ファイルシステムの整合性を維持する
- ファイルシステムのマウントとアンマウント
- ファイルのパーミッションと所有権を管理する
- ハードリンクとシンボリックリンクの作成と変更
- システムファイルを検索し、ファイルを正しい場所に配置する
参照元:Linux Professional Institute ホームページ
LPIC(エルピック)-1 101試験に合格するまでに使用した参考書 & 参考サイト
筆者が使用した参考書と問題集は、翔泳社さん出版の
- Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応
- Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応
の2つです。
教科書の方は、表紙の色が小豆色でできていることから通称「小豆本(あずきぼん)」と呼ばれています。
※現在はversion5です。
参考サイトは基本的にはPing-tのみでした。
LPIC(エルピック)-1 101試験の勉強方法
筆者が合格するまでの2週間で実際に行った勉強方法をご紹介したいと思います。
1週目
チェック!「LPICは暗記もの」と言われているくらい暗記さえしっかりすれば受かることができる資格です。
ですので、基本的には筆者も暗記に力を入れていました。
まず、1週目は教科書をひたすら暗記します。
特に重要な単語やコマンドは忘れないように脳に定着させます。
2週目
2週目はひたすらPing-tを解き、暗記したことをより脳に定着させるようにします。
不正解だった問題は復習し、徐々に見たことのない問題を減らしていきます。
そして、Ping-tで80%〜90%まで安定して正解できるようにしながら、問題集も同時に解いていきます。
これの繰り返しを試験日まで続けることで筆者は合格することができました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
サーバーエンジニアやインフラエンジニアにとっては取得しといて損はない資格でしょう。
それ以外の方でもLinux(リナックス)に関しての知識を高めたりするにはこのLPIC(エルピック)は最適な資格ですので、ぜひおすすめしたい資格の一つです。
そして繰り返しにはなりますが、LPIC(エルピック)認定を受けるには102試験にも合格する必要があります。
102試験に関してはこちらfa-arrow-circle-down