
あらすじ
今回の世界にあるかっこいい通貨シリーズは東南アジア編をやりたいと思います。
シンガポールドルやタイのバーツは割とアジアでは有名な通貨です。
その分やはりデザインもかっこよくできています。
シンガポールの1ドルコインにはマーライオンが描かれており、筆者も記念にとっておいてます。
シンガポール・ドル(シンガポール)
シンガポールの他に、ブルネイという国でも使用されている通貨です。
補助通貨としてセントを使用しており、1シンガポール・ドルは100セントとなっています。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 20, 50セント、1シンガポール・ドル
- 紙幣:1, 2, 5, 10, 20, 50, 100, 500, 1000, 10000 シンガポール・ドル
- デザイン
- 表のデザインはすべてシンガポールの初代大統領ユンフ・ビン・イサーク氏の肖像画が描かれており、裏面には教育やスポーツ、芸術といったテーマに沿ったものが描かれています。また、1ドルコインにはマーライオンが描かれています!
- 日本円にすると
- 1シンガポール・ドル=107.65~114.53円
シンガポールについての記事はこちら→いざ多民族国家の「シンガポール」へ!
フィリピン・ペソ(フィリピン)
フィリピンのみで流通している通貨で、補助通貨はセンタボと呼ばれており100センタボは1ペソとなっています。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 25センタボ、1, 2, 5, 10ペソ
- 紙幣:20, 50, 100, 200, 500, 1000ペソ
- デザイン
- 表面はすべてフィリピンにゆかりのある人物が描かれており、裏面には南アフリカ同様に動物の絵が描かれています!
- 日本円にすると
- 1フィリピン・ペソ=2.04~2.16円
バーツ(タイ)
バーツとはタイの重さを計るときに使う単位の意味もあるようです。
補助通貨がサタンと呼ばれ、1バーツは100サタンとなっています。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 25, 50サタン、1, 2, 5, 10 バーツ
- 紙幣:10, 20, 50, 100, 500, 1000バーツ
- デザイン
- 表面のデザインにはすべてタイの国王であったワチラーロンコーン国王の肖像画が描かれています。
- 日本円にすると
- 1バーツ=3.32~3.56円
インドネシア・ルピア(インドネシア)
ルピアという名前の由来はインドのルピーからきているそうで、今ではインドネシアで主流の通貨となっています。
1ルピアは100センで、補助通貨としてセンという単位を使用しています。
- 種類
- 硬貨:100, 200, 500, 1000 ルピア
- 紙幣:1.000, 2.000, 5.000, 10.000, 20.000, 50.000, 100.000 ルピア
- デザイン
- 100.000ルピアにはあのデヴィ夫人の夫である初代大統領スカルノ氏の肖像画が描かれています。
- 日本円にすると
- 1インドネシア・ルピア=125~136円
ドン(ベトナム)
補助通貨としてハオとシュウがありますが、どちらも現在は使用されておらず、ベトナムにはドンという単位だけです。
ドンという名前の由来は、ベトナム語でドンとは銅の意味があり、そこからきています。
- 種類
- 硬貨:200, 500, 1000, 2000, 5000 ドン
- 紙幣:100, 200, 500, 1000, 2000, 5000, 10000, 20000, 50000, 100000, 200000, 500000 ドン
- デザイン
- 紙幣の表面にはすべて初代国家主席のホー・チ・ミンの肖像画が描かれています。
- 日本円にすると
- 1ドン=0.0046~0.0049円
まとめ
日本から近い分、割と知名度が高い通貨が多いような気がします。
また、ベトナムのドンの紙幣の多さにはびっくりしました。
一番高い金額で50万ドンとは、これ一枚もっているだけで大金持ちになった気分になりそうですが、実は円にするとわずか2300円前後です。(笑)
差額がすごいです。