
あらすじ
今回は世界で最も影響力のある通貨アメリカ・ドルを含め、北中米カリブ海にある国のかっこいい通貨を紹介していこうと思います。
このあたりの地域では、基本時にはドルとペソが主流で、それぞれの国が自国のドルやペソを使用しています。
アメリカ・ドル (アメリカ)
世界で最も使用されている通貨です。
他の国でも「ドル」という名称を利用していますが、基本的に「ドル」だけの場合はこのアメリカ・ドルを指します。
補助通貨はダイムとミル、そしてセントの3種類があります。
1ドルはそれぞれ1000ミル、100セント、10ダイムとなっています。
- 種類
- 硬貨:1, 5, 10, 25, 50, セント、1ドル
- 紙幣:1, 2, 5, 10, 20, 50, 100, 500, 1000, 5000, 10000
- デザイン
- 紙幣の表面はすべて人物で1ドル札にはアメリカ合衆国の初代大統領ジョージ・ワシントンや5ドル札には第16代大統領エイブラハム・リンカーンが描かれています。裏面には主に建築物が描かれており、5ドル札の裏面にはリンカーン・メモリアル、20ドル札にはホワイト・ハウスなどが描かれています。
- 日本円にすると
- 1ドル=109~114円
カナダ・ドル(カナダ)
こちらもアメリカ・ドル同様に補助通貨としてセントを利用しています。
世界では6番目に流通の多い通貨になっています。
- 種類
- 硬貨:5, 10, 25 セント、1, 2, 50 カナダ・ドル
- 紙幣:5, 10, 20, 50, 100 カナダ・ドル
- デザイン
- 20カナダ・ドル紙幣の表面には、イギリスの女王でもあるエリザベス2世が描かれており、そのほかはカナダの首相が描かれています。
- 日本円にすると
- 1カナダ・ドル=80~86円
ジャマイカ・ドル(ジャマイカ)
ジャマイカのみで使用されている通貨で、補助通貨はこちらもアメリカやカナダと同様にセントを利用しています。
- 種類
- 硬貨:1, 10, 25 セント、1, 5, 10, 20 ジャマイカ・ドル
- 紙幣:50, 100, 500, 1000 ジャマイカ・ドル
- デザイン
- 500ジャマイカ・ドルの表面には、グラニー・ナニーという女性が描かれており、彼女はジャマイカでは英雄的な存在です。また、レゲエの母国でもあるジャマイカで、よく歌にでてくるモンティゴ・ベイというビーチが50ジャマイカ・ドルの裏面に描かれています。
- 日本円にすると
- 1ジャマイカ・ドル=0.79~0.89円
メキシコ・ペソ(メキシコ)
補助通貨としてセンターボと呼ばれる通貨があり、1メキシコ・ペソは100センターボになっています。
- 種類
- 硬貨:5, 10, 20, 50, セント、1, 2, 5, 10, 20, 50, 100 メキシコ・ペソ
- 紙幣:20, 50, 100, 200, 500, 1000メキシコ・ペソ
- デザイン
- すべての紙幣の表面にはメキシコの歴史に大きく影響を与えた人物が描かれています。例えば、1000メキシコ・ペソには、メキシコ独立の父と呼ばれるミゲル・イダルゴが描かれていたり、そのイダルゴの遺志を継いだのがホセ・マリア・モレーロスで、その彼も50メキシコ・ペソに描かれています。
- 日本円にすると
- 1メキシコ・ペソ=5.29~6.08円
キューバ・ペソ(キューバ)
キューバには2種類の通貨があり、一つはキューバ・ペソ、もう一つは兌換ペソと呼ばれる通貨があります。
兌換ペソとは他国との通貨と交換もできる通貨であり、他国の通貨を自国に流入することを防ぐ効果があります。
- 種類
- 硬貨:1, 2, 5, 10, 20, 25, 50 センタボ、1, 3, 5 キューバ・ペソ
- 紙幣:1, 3, 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000 キューバ・ペソ
- デザイン
- 3キューバ・ペソの紙幣の表面には、あの世界的に有名な革命家チェ・ゲバラが描かれており、デザイン的にも魅力があります。
- 日本円にすると
- 1キューバ・ペソ=107~114円
まとめ
やはり世界最大の流通量を誇るアメリカ・ドルはデザインもかっこいいです。
また、キューバ革命で有名なチェ・ゲバラがデザインされているキューバ・ペソも個人的には魅力的に感じます。
みなさんはどの通貨がかっこいいと思いましたか?