
あらすじ
日本語でもよく使う擬音表現は英語では実際どのように使われているのでしょうか。
今回はそんな擬音表現に関するまとめ記事を書いていきたいと思います。
項目として
- オノマトペー動物がだす音編ー
- オノマトペー人間がだす音編ー
- オノマトペー物音編ー
- オノマトペー自然音編ー
の4つに分けてご紹介したいと思います。
それぞれの詳しい内容は、それぞれの記事に詳しく書いてあるのでそちらもご参照いただければと思います。
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オノマトぺとは?
まずは擬音表現の紹介の前に、よく耳にする「オノマトペ」とは何かを説明したいと思います。
アルファベットで書くと「onomatopee」となりますが、実はオノマトペとはもともとは英語ではありませんでした。
では英語でなければ何語だったのか・・・
正解はフランス語です。
このフランス語である「onomatopee」を辞書で調べると、
- 擬音語
- 擬声語
- 擬態語
を包括的にいう語。
という意味だそうです。
では英語で擬音語とはなんというのか調べたところ
Onomatopoeia(オノマトペア)
と出てきました。
何か微妙にフランス語とスペルが違うと思い調べたところ、
日本ではフランス語の「オノマトペ」をそのまま借用して使っていることになります。
雑談この「オノマトペ」のように他言語から借用して日本語として使っている単語が実は他にもいくつかあります。fa-arrow-circle-down
話を戻し、この「擬音語(オノマトペ)」にはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは日本語ですが、
チェック!実は日本語の擬音語は世界の中でも簡単で覚えやすいと言われています。
例えば、
- ピカピカ
- ひらひら
- ゴロゴロ
など、同じものを2回繰り返して言うだけなので、簡単といえば簡単ですね。
では反対に英語にはどのような擬音語、もしくは擬音表現を使うのでしょうか。
今回はそんな日本語と英語の擬音表現の違いを項目別で詳しく比較していきたいと思います。
オノマトペー動物編ー
動物にはたくさんの鳴き声があり、それに伴い擬音語の種類も豊富です。
これは日本語と英語どちらにも言えることです。
日本語の擬音語で代表的なものは
- 犬はワンワン
- 猫はニャー
- ニワトリはコケコッコ
- カエルはゲロゲロ
などがあります。
これを英語の擬音語にすると、
- 犬はbowwow(バウワウ)
- 猫はmeow(ミャーウ)
- ニワトリはcock-a-doodle-doo(クックドゥルドゥルドゥー)
- カエルはcroak(クローク)
といった感じで、全く日本語とは異なるのです。
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オノマトペー人間編ー
人間が出す音にも様々な種類があります。
- 笑い声
- 話し声
- 驚く声
- 食べたり・飲んだりする音
などなど。
またこれらの種類をさらに細かく分けることで擬音語も変わってきます。
笑い声で例えると
- 通常の笑い声はアハハ
- 小声で笑う時はクスクス
- 大声で笑う時はゲラゲラ
などがあり、英語もそれぞれ笑い方などによって擬音語が変わってきます。
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オノマトペー物音編ー
物音といってもたくさんあるので、今回はよく使うであろう
- 衝突音
- 叩く音
- 銃声音
- 鈴・鐘の音
- 乗り物の音
- その他
の6種類に絞りました。
基本的は日本語と英語では擬音語が全然違いますが、中には
英語の擬音語 | 日本語の擬音語 | 日本語例 |
---|---|---|
Tap (タップ) | トントン | タップダンス |
Rap (ラップ) | トントン | ラップ音 |
Slam (スラム) | バタン | スラムダンク |
といった、日本語でも使われている擬音語や単語があります。
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オノマトペー自然音編ー
自然音にはそこまで種類はないのですが、いずれも重要な表現で、よく英語では使われます。
よく使われるものには
- 水にまつわる表現
- 風にまつわる表現
- 光を表す表現
の3種類があります。
チェック!特に光に関しては、かなりの種類の擬音語が英語にはあります。
日本語では「ピカピカ」や「キラキラ」の2種類が光を表す表現でよく使われますが、英語にはもっとたくさんあります。
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まとめ
普段、生活している上では特に気にしませんが、今回の記事のようにまとめてみると、擬音語の種類の多さに驚いたりします。
英語の擬音語まで覚えることができたら、英語という言語ではかなりの上級者だと言えます。
ぜひ、擬音語を覚えて上級者の道を目指してみてはいかがでしょうか。