
あらすじ
旅行好き、温泉好き、もしくはジブリ好きなら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この銀山温泉とは、山形県に位置する温泉街のことで、映画「千と千尋の神隠し」のモデル地にもなったと言われています。
古き良き日本の風景がそのまま残っており、外国の観光客にも人気の温泉街となっています。
今回はそんな銀山温泉の見所や歴史、おすすめの宿などをご紹介していきたいと思います。
銀山温泉とは
銀山温泉とは、山形県の尾花沢市にある温泉街のことで、「千と千尋の神隠し」のモデルになったのではないかと言われている場所であり、NHKの連続テレビ小説「おしん」の舞台になったことでも有名です。
大正時代から昭和にかけて作られた木造多層建築の旅館が並んでおり、温泉街の中心には小さな小川が流れています。
温泉街の街灯にはガス灯が使用されており、レトロな雰囲気を味わせてくれます。
また、銀山温泉では四季によって様々な景色が見ることができ、
- 春には桜
- 夏には緑
- 秋には紅葉
- 冬には雪
といった季節の風物詩をそのまま見ることができます。
銀山温泉のロケーションfa-arrow-circle-down
詳細:銀山温泉ホームページ
銀山温泉の歴史
名前の由来
江戸時代に反映した延沢銀山という鉱山から名前をとって、銀山温泉という名前になったそうです。
時代背景
足利幕府時代 康生年間(1455年〜1457年)
この時代に延沢銀山は銀山採掘の鉱山として開かれました。
江戸時代(1603年〜1868年)
寛永期では人口は最大30万人までに栄えるようになりました。
しかし、正保元年にはこの地での銀採掘が廃れていくようになっていき、それに変わるように、この延沢銀山の鉱夫が銀山川で温泉が沸いていることを発見してからというものの温泉湯治が栄えるようになっていきました。
大正時代(1912年〜1926年)
その後も温泉湯治として栄えましたが、大正2年に起きた大洪水によって温泉街は一度流されてしまいます。
しかし、その後は地元財界の力で復興し、現在の銀山温泉である姿を取り戻しました。
昭和時代(1926年〜1989年)
昭和初期には大幅な建築の変更もあり、建築構造も当初は洋風だったものが次第に和風となり、今の銀山温泉の姿へと遂げていきました。
映画やテレビでのモデル地
この銀山温泉では、映画やテレビでモデル地として使われたり、ロケ地として使われていたことでも有名です。
中でも
- 千と千尋の神隠し
- おしん
は特に有名です。
千と千尋の神隠し
宮崎駿監督の人気の映画「千と千尋の神隠し」。
ジブリファンで、知らない人はいないでしょう。
そんな「千と千尋の神隠し」にも、描く上でいくつかモデルになった場所があると言われています。
例えば、
- 台湾の九份(きゅうふん)
- 愛媛県の道後温泉
- 長野県の渋温泉
- 群馬県の四万温泉
なんかもそうです。
その中に、この銀山温泉もモデルとなったのではと言われています。
おしん
「おしん」とは1983年から翌年の1984年までの1年間、NHKで放送されていた連続テレビ小説です。
チェック!この「おしん」の舞台となったのが、銀山温泉です。
「おしん」のヒットにより、銀山温泉は全国的にその名が知られるようになりました。
銀山温泉街の宿や温泉
様々な旅館がありますが、中でも能登屋旅館はかなりの需要があり、国の文化財にもなっています。
温泉ももちろん良かったですが、無料で入れる足湯もあり、芯まで温まることができます。
おすすめの宿情報:
能登屋旅館ホームページ
銀山荘ホームページ
古山閣ホームページ
まとめ
「千と千尋の神隠し」や「おしん」を知らない人でも、十分楽しめますし、古くからの情景を肌で感じることができるでしょう。
ぜひこのノスタルジックで歴史のある銀山温泉で日頃の疲れを癒しにいってみてはどうでしょうか。