
あらすじ
今回は世界にあるかっこいい通貨を紹介していきたいと思います。
シリーズものにするので、今回の記事はヨーロッパの通貨に焦点を当てて書いていこうと思います。
具体的には、それぞれのデザインや種類などを紹介できればと思います!
ユーロ(EU加盟国)
まずはユーロです。
全28ヶ国のEU加盟国が導入しているわけではなく、主にフランスやオランダ、イタリアといった主要国を含む19ヶ国で利用されています。
主に硬貨のことはセントと呼びます。
- 種類
- 硬貨: 1, 2, 5, 10, 20, 50セント、1, 2ユーロ
- 紙幣: 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500ユーロ
- デザイン
- 硬貨の表面はすべて同じデザインですが、裏面は各国によってデザインが異なります。紙幣に関してはすべて同じで、それぞれの時代の建築方法が描かれています!
- 日本円にすると
- 1ユーロ=122~133円
ポンド(イギリス)
別記事イギリスのEU離脱に伴いよく耳にするBrexit(ブレグジット)とは何か?にてEU離脱問題について書きましたが、現状ではEU加盟国であるイギリスではユーロを導入しておらず、自国の通貨であるポンドを使用しています。
正式名称は「スターリング・ポンド」で、硬貨のことはペンスもしくはペニーといいます。
1ペニーだけペニーと呼びますが、それ以外はペンスと呼びます。
硬貨の種類数はユーロと同じで8種類です。
- 種類
- 硬貨: 1ペニー, 2, 5, 10, 20, 50ペンス、1, 2ポンド
- 紙幣: 5, 10, 20, 50 ポンド
- デザイン
- イギリスのポンドは現在でも使われていますが、硬貨を全て並べると、盾の形ができるというおしゃれなデザインがされています!
- 日本円にすると
- 1ポンド=135~149円
ペセタ(スペイン)
1999年からユーロが導入されるまで使用されていたスペインの通貨で、カタルーニャ語で「小さい」という意味を表します。
硬貨はセンティモもしくはペセタ硬貨と呼ばれます。
- 種類
- 硬貨: 1, 5, 10, 25, 50, 100, 200, 500センティモ
- 紙幣: 1000, 2000, 5000, 10000ペセタ
- デザイン
- 25センティモは日本の50円玉や5円玉のように、真ん中に穴が空いているという世界でもあまりないデザインが施されていました。
- 日本円にすると
- 1ペセタ=0.76~0.95円
マルク(ドイツ)
https://jp.rter.info/exchange/DEM-JPY.html
1948年から1998年まで使用されていた通貨で、今はユーロに変わっています。
硬貨はペニヒという単位で、ドイツだけではなくモンテネグロでも使用されていました。
- 種類
- 硬貨: 1, 2, 5, 10, 50ペニヒ、1, 2, 5マルク
- 紙幣: 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000マルク
- デザイン
- 1000マルクには、あのグリム童話で有名なグリム兄弟のデザインがされています。
- 日本円にすると
- 1マルク=58〜95円
フラン(スイス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/スイス・フラン#/media/File:CHF_Banknotes.jpg
フランの語源は、フランス語で自由を意味する「franc」から用いられたもので、ユーロ導入前はフランスでも使用されていました。
現在はスイスの他に、リヒテンシュタインや旧フランス領だったアフリカの国々でも使用されています。
補助通貨(硬貨)はラッペンと呼ばれます。
- 種類
- 硬貨: 5, 10, 20, 50ラッペン、1, 2, 5フラン
- 紙幣: 10, 20, 50, 100, 200, 1000フラン
- デザイン
- フランのデザインは人をモデルにしたものではなく、科学力や組織力などをテーマとしたものが描かれています。
- 日本円にすると
- 1フラン=107~117円
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はヨーロッパの国中心に紹介させていただきました。
今はほとんどの国でユーロが使用されていますが、昔はそれぞれの国の通過を使用しており、デザインも様々だったので、それを見るだけでも非常に面白いですよ!