
目次
- 1 あらすじ
- 2 Nelson Mandela (ネルソン・マンデラ) / 南アフリカの政治家
- 3 Mahatma Gandhi (ガンジー) / インドの弁護士、宗教家、政治指導者
- 4 Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン) / 米国の第16代大統領
- 5 Winston Churchill (ウィンストン・チャーチル) / 英国の政治家
- 6 Margaret Thatcher (マーガレット・サッチャー) / 英国初の女性首相
- 7 Theodore Roosevelt (セオドア・ルーズベルト) / 米国の第26代大統領
- 8 Eleanor Roosevelt (エレノア・ルーズベルト)/ 米国の第26代大統領のファーストレディ、世界人権宣言の起草者
- 9 まとめ
あらすじ
今回は
- Nelson Mandela (ネルソン・マンデラ)
- Mahatma Gandhi (ガンジー)
- Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン)
- Winston Churchill (ウィンストン・チャーチル)
- Margaret Thatcher (マーガレット・サッチャー)
- Theodore Roosevelt (セオドア・ルーズベルト)
- Eleanor Roosevelt (エレノア・ルーズベルト)
といった、世界に影響を与えてきた政治家達の名言をご紹介したいと思います。
それぞれの名言の英文法も同時に解説していきたいと思います。
Nelson Mandela (ネルソン・マンデラ) / 南アフリカの政治家
It always seems impossible until it’s done.
何事も成功するまでは不可能に思えるものである。
until = 〜まで
done = doの過去形、過去分詞形
概要
「It seems (that) 〜」構文が使われており、意味としては「〜のように見える」となります。
解釈
何事も始める前までは抵抗があり、不可能に思えますが、何よりも始めることが重要だということを教えてくれる言葉です。
雑談南アフリカの紙幣にはマンデラ氏の肖像画が描かれています。
南アフリカの紙幣に関してはこちらfa-arrow-circle-down
Mahatma Gandhi (ガンジー) / インドの弁護士、宗教家、政治指導者
There is more to life than increasing its speed.
速度を上げるばかりが、人生ではない。
概要
「There’s more to A than B」で「Bと言っただけではAとは言えない」という意味になります。「increasing its speed」は「それ自身の速度を上げる」という意味になります。「それ自身」という部分は訳す必要がないので、シンプルに「速度を上げる」と訳すことができます。
解釈
何事も上昇したり速度を上げることだけが重要ではなく、時にはそれ以外にも重要なことが人生にはあると。張り詰めていたり頑張りすぎている時に、肩の力を抜かせ、リラックスさせてくれる言葉です。
Find purpose, the means will follow.
目的を見つけよ。手段は後からついてくる。
means = 手段、方法
follow = 続く、付いてくる
概要
「mean」は「意味」という単語ですが、「means」と「s」をつけると「手段」や「方法」といった意味になります。
解釈
まずは何をするにしても目的を探すことが重要です。そして目的が決まってからその目的を果たす手段や方法を考えれば良いということを教えてくれています。
Freedom is not worth having if it does not include the freedom to make mistakes.
もし、過ちを犯す自由がないのならば、自由を持つ価値はない。
worth = 価値のある
include = 〜含める
mistake = 間違い
概要
「be not worth 〜ing」はよく使う表現で、「〜する価値がない」という意味になります。「if〜」は仮定法と呼ばれ、「もし〜ならば、〜だ」といった意味を持つ構文です。
解釈
自由は自由でも、ミスすることが許されない自由には価値がない、もしくは自由になる意味がないということを表現している言葉です。
雑談インドの紙幣にはガンジーの肖像画が描かれています。
インドの紙幣に関してはこちらfa-arrow-circle-down
Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン) / 米国の第16代大統領
I will prepare and some day my chance will come.
準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。
chance = チャンス、機会
概要
「will」が使われていることから、未来の行動を表していることが分かります。
解釈
人は目の前のことばかりにとらわれてしまい、継続することを止めてしまいがちですが、チャンスはいつくるかわからないので、常に準備しておくことが大事だということを教えてくれています。
雑談アメリカの5ドル札にはリンカーンの肖像画が描かれています。
アメリカの紙幣に関してはこちらfa-arrow-circle-down
Winston Churchill (ウィンストン・チャーチル) / 英国の政治家
Kites rise highest against the wind, not with it.
凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。
against = 〜に対して、〜に向かって
概要
「highest」は最上級表現で「最も高い」という訳し方ができます。
解釈
人の人生も同じで、人や物に流されて生きているよりも、何かに立ち向かっているときが一番成長でき、一番飛躍できることを表した言葉です。
Margaret Thatcher (マーガレット・サッチャー) / 英国初の女性首相
You may have to fight a battle more than once to win it.
勝つためには、一度ならず戦わなければならないこともある。
battle = 戦い
概要
「may have to〜」は「may」、「have to」と助動詞表現が2つありますが、意味はそのまま「〜しなければならないかもしれない」で問題ありません。「more than 〜」は「〜より多くの」という意味になります。
解釈
何かを成し遂げるには必ず一度は戦う時がくると、気合いを入れてくれる言葉です。今でこそ女性大統領は珍しくありませんが、英国初の女性大統領といて成功したサッチャーだからこそ響く言葉です。
Theodore Roosevelt (セオドア・ルーズベルト) / 米国の第26代大統領
Keep your eyes on the stars, and your feet on the ground.
目を星に向け、足を地につけよ。
feet = 足 (footの複数形)
概要
チェック!「and」の後ろには「keep」が省略されていますのでご注意を。「keep」から始まる命令文が二つある文になります。
解釈
この言葉は、常に視線は先や上を見つめることが大事ですが、同時に地に足をつけることで初心を忘れないことも大事になる、といったことを教えてくれています。
Eleanor Roosevelt (エレノア・ルーズベルト)/ 米国の第26代大統領のファーストレディ、世界人権宣言の起草者

Wikipedia
Do one thing everyday that scares you.
毎日、あなたが恐れていることを一つ行いなさい。
概要
動詞から始まっていることから、命令形の文であることがわかります。「that scares you」は「one thing」を修飾している文です。
解釈
人は自分が嫌なことからついつい逃げようとしてしまいますが、この言葉はそのような考え方を根底から変えさせてくれます。
まとめ
やはり世界を変えてきたり、世界に影響を与えてきた人たちの言葉は説得力があり、言葉に力があるように感じました。
ぜひ、世界でも有名な言葉を覚えて、同時に英語の勉強にも役立ててみてはいかがでしょうか。